知能偏差値
知能偏差値は、知能を偏差値の形で表示したものであり、50を中心として上に行くほど知能が高いことをあらわしている。特徴としては、母集団の結果にばらつきが多い年齢層とばらつきが少ない年齢層の両方で、正確な表示ができることなどがあげられる。また、標準学力検査の結果も学力偏差値で表示される場合が多いため、IQと学力は比較しにくいが、知能偏差値と学力は比較しやすいという特徴もある。また、DIQはもともと偏差値・標準偏差の考え方を利用した表示法なので、知能偏差値はDIQと簡単に換算できる。伝統的に集団式検査に多い表示法である。
これは偏差知能指数 (DIQ) とは異なる。DIQは中心値が100で、知能偏差値は中心値が50である。
標準偏差が15のときの換算表 ISS 80 75 70 65 60 55 50 45 40 35 30 25 20
DIQ 145 138 130 123 115 108 100 93 85 78 70 63 55
簡単に換算するには、標準偏差15の場合、
ISS × 1.5 + 25 = DIQ
とすればよい。
関連項目: 受験 家庭教師