英語一般の you
一般的な事柄について語るとき、しばしば you を使う。これを一般の you (generic you) と呼ぶ。この you に受け手の意味はない。かつては不定代名詞の one が用いられたが、現在は古風で硬く、あまり使われない。
The older you get, the more you learn about life. (人は年を取るにつれ、人生について学ぶようになる。)
The older one gets, the more one learns about life. (〃)
マーク・ピーターセンは、この一般の you を受け手と取ることは母語話者にとって異様であると述べ、村上春樹が『キャッチャー・イン・ザ・ライ』で一般の you を「君」と訳していることを厳しく批判している[5]。
関連項目: 受検 家庭教師