進研模試の偏差値算出方法
進研模試では、合計点偏差値方式を採用。河合塾などの予備校模試では、科目偏差値方式を採用している。合計点偏差値方式は、各教科の得点を足した合計点で偏差値をつける算出方法。たとえば、国語・数学・英語(300点満点)を選択した受験生だけを母集団として算出するため、0 - 300点に得点が広がり、偏差(ちらばり)が大きくなる。入試においては、総合得点で合否が決まることが多いため、合計点を意識した算出方法をとると、より実態にあったデータが出せるといわれている[要出典]。一方、科目偏差値方式は、科目ごとの偏差値を足して割る方法である。散らばりは100点なので、どうしても真ん中に偏った分布になり、上位の弁別が難しくなる。計算方法としては、国語60、数学65、英語70の偏差値だと、3教科総合偏差値は (60+65+70) ÷3=65となる。
関連項目: 受験 家庭教師