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浜学園の概要

創設以来、長年関西各地を中心に教室を展開し、関西の有名校への進学を中心に実績を上げている。モットーは常在戦場。50周年を節目に定めた浜学園コーポレートロゴ[1]は、子供たちを保護者と講師・職員で支え、「大きく変わる時代の流れ(『潮流』)でも、自ら大きく飛躍し(『羽根』)、社会を守る(『盾』)人物を育てる」という思いを表現している。ただし、グループの中核となる「進学教室浜学園」のシンボルカラーは従来どおり黄色。各教室に「常在戦場」と黄色地に黒でかかれている看板が掲げられていて、「合格体験記」のような書物にも黄色が使われることもある。

徹底した復習主義を取り入れ、小学生1年生~6年生、中学校3年生までHクラス、Sクラス、Vクラスなど、成績別の講座を開設している他、最高レベル特訓(通称最レ)などの特別クラスや、日曜のMコース、Lコースなどといった志望校別特訓を設置している。クラスは原則2ヶ月に1度成績順位により変更され[2]、競争原理が取り入れられている。これらの復習システムは、創業数年で整えられ、現在に脈々と受け継がれている。さらに、週末や受験直前には不定期に各特訓授業が開設される。灘中学校の実際の受験スケジュール通りに行われ、レプリカの門を塾の入口に設置する灘中プレ入試や、12時間連続で行われる12耐特訓、夏休みの小6向けの早朝特訓などが有名。そのほか各学校ごとに合格はちまきの販売が行われている点も特徴的である。

また、夏休みなどの長期休暇時は自習+講習+通常授業の3部体制になっているのが特徴。その際、講習は教室によって開講する講座が違うため、わざわざ遠くの教室まで移動せざるを得ない生徒も多い。通常授業は自教室に戻ってきて受ける生徒も多い事から、講習と通常授業の間の休憩時間は長めに取ってある。

授業では、開始前に復習テストと呼ばれる小テストを実施し、それを平常の成績としている。復習テストは、その週に学習した内容から7、8割が出題されるテストである。ただし、Vクラス、Sクラス、Hクラスそれぞれの難易度によって実力問題のウェイトが異なる。その為、日能研でいう「カリキュラムテスト」の様な物は無い。 (「公開模試」に相当するものは別途存在する)そのテストにおいてかつて「ベスト3・ワースト3」を公表していたことでも知られている。(現在ではワースト3の発表は完全に廃止されている。)また、部屋に時計を置かず、生徒に時間を気にさせる事が無い様配慮している。一定時間毎にチャイムは鳴るが、あくまでも授業進度を主体にしているため、数分伸びることも多い。

浜学園は講師の採用が大変厳しいことでも知られている。[3] まずペーパーテストを受け、合格した場合は模擬試験の採点や試験監督をできるようになる。その後ペーパーテスト・模擬授業・面接を受け、合格した場合は准講師となり、復習テストの監督と採点・授業の見学・模擬授業などを行い、現役講師の認定を受けることができればようやく講師になることができる。講師になってからも生徒に対するアンケートや、テレビモニターによるチェック、チェッカー制度による抜き打ちチェックが行われるため気を抜くことはできない。また、アンケートの結果、チェッカーによるコメント等が内部にて公開されており、講師間が切磋琢磨できる環境となっている。

各教室の授業の質を均質のものとするため、講師が各教室を移動することも浜学園の特徴である。そのため、名古屋、岡山、姫路、和歌山、草津といった本部から遠く離れた教室にも講師が移動して講義を行っている。さらにここ数年では各教室の質的向上を狙い、移動をせず常勤する講師も現れている。

多くの教室があるために内装、部屋数などが教室ごとにかなり違うが、室内に時計が無い事は共通している。また、西宮や上本町などの大教室では可動式の間仕切りを有し、それを取り払う事で大教室として使える様になっている部屋が存在する。ここで、イベント時の成績発表を行う。 そのほかに西宮に現在存在する教室は「本館・3号館・8号館」といったように番号が連続していない。これはかつて大量の教室が西宮に作られていたことの名残である。数多くあった教室の多くが廃止されたためにこのようになった。 また、近年灘中学校の近隣である神戸住吉に校舎が建設され、ここで灘中関連のイベントや灘中入試当日決起集会が開かれるようになった。

2009年11月より欠席者への補講を目的とした「Web講義」がスタートし、12月から全塾生向けのサービスへと拡大された。浜学園の授業の映像化には、日本電気株式会社(NEC)が協力している。NTTレゾナントとの模試システムの模索[4]から始まったNTTグループ(NTT西日本、NTTラーニングシステムズ、NTTスマートコネクト社)との協力体制の構築[5]、塾生に向けた「Web講義」の配信、年度途中の入塾生をフォローする「Web講義一挙再配信」や、「Web講義」を中心に一般コースを再現した「Webスクール」、「Web最高レベル特訓算数」といったEラーニングの推進は2009年以降の浜学園の大きな特徴である。小学生を対象にしたEラーニングの成功、老舗進学塾によるICT企業との提携は、ユニークな事例といえる。

関連項目: 受験 家庭教師 

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