英語の時制
英語の基本的な時制は、非過去 (nonpast) と過去 (past) の二つである。これはゲルマン語系言語に共通する特徴である。過去形は不規則変化動詞においては語幹変化で、規則変化動詞においては -ed 語尾を付して表現する。本来、英語には未来時制がないので、未来のことを表現するときは法の助動詞 will, shall を用いて表現したり、be going to という慣用表現を用いたりする。直近の予定は現在進行形で表現することもある。
英語の時制、法、相、態は以下のように結びつく。
時制 -Ø (非過去) -ed (過去) 法 Ø (通常)will (未来) 相 完了相 Ø (通常) have -en (完了)
進行相 Ø (通常) be -ing (進行) 態 動詞 Ø (能動) be -en (受動) do
時制、法 (will) 、完了、進行が各2通りあるので、実質的な時間表現は16通りある。不定詞では相および態しか使えない。本来の時制の他、will による未来表現も時制に入れることがある。この場合、現在 (-Ø) 、過去 (-ed) 、未来 (will) 、過去未来 (would) と呼ばれる。
関連項目: 受験 家庭教師