英語の態
英語の態は能動態 (active voice) と受動態 (passive - ) があり、能動態においては動詞によって表される状態・動作を主語が行うことを表す。一方受動態は、主語が何らかの動作を「されている」ことを表す。受動態は「助動詞be+過去分詞」で表現され、その場合の真の動作主は by で導かれる前置詞句 (prepositional phrase) によって表される。ただし、他動詞 (transitive verb) に限定され、能動態において目的語を取らない自動詞 (intransitive - ) (例:"stand"「立つ」)は受動態にできない。また、助動詞beを過去形"was", "were"にすることにより、受動態の時制を表現することが可能である。
「能動態」の例: He builds a kennel.「彼は犬小屋を造る。」
「受動態」の例: A kennel is built (by him). 「犬小屋が(彼によって)造られる。」
なお、これらの法・時制・相を組み合わせて複雑な時間軸・動作の表現をすることも論理上可能になる。
例: He would say that the building had been being built.「彼は言うだろう、その建物は建設中であったと。」
(wouldは仮定法、had beenが過去完了形、been beingが進行形、being builtが受動態)
関連項目: 受験 家庭教師